40代女性が「デニムシャツはダサい」と感じてしまう3つの理由

まずは、なぜデニムシャツが「ダサい」と感じてしまうのか、その理由を見ていきましょう。

理由①カジュアルに寄りすぎて老けて見える

デニムシャツはもともとカジュアルなアイテムです。

そのため、着こなし方を間違えるとラフすぎる印象になってしまいます...

20代や30代の頃と同じような着方をしていると、カジュアルさが「疲れて見える」原因に。

若い頃は許されていたラフな雰囲気が、40代では「だらしない」「老けて見える」という印象に変わってしまうのです。

理由②厚みのある生地で着膨れして重たく見える

デニム生地というと、ゴワゴワした厚手の素材をイメージする方も多いでしょう。

しかし、硬くて厚みのあるデニムシャツは要注意!
体のラインを隠しすぎて野暮ったい印象になりがちです。

☑ 着膨れして見える
☑ 重量感が老けた印象を与える
☑ 上半身にボリュームが出て全体のバランスが崩れる

こんな悩みの原因になってしまいます。

理由③明るすぎるカラーが落ち着きなく浮いてしまう

ライトブルーやケミカルウォッシュのような明るいデニムシャツは、若々しい印象を与える一方で、40代の肌から浮いてしまうことがあります。

明るい色が若作りに見えたり、全体の印象がチグハグになったりする原因に...
落ち着きがない印象を与え、「年齢に合っていない」と思われてしまう可能性があるんです。


40代が選ぶべきデニムシャツの5つのポイント

では、40代女性はどのようなデニムシャツを選べば良いのでしょうか?
失敗しないための5つのポイントをご紹介します!

ポイント①ダークインディゴやチャコール寄りの落ち着いたカラー

色選びは最も重要なポイントです♪

40代におすすめなのは、濃紺のダークインディゴやチャコールグレー、ブラックデニムなど落ち着いた色合い。

濃い色は大人の品格を演出し、引き締め効果もあります。

おすすめカラー

  1. ダークインディゴ(濃紺)
  2. チャコールグレー
  3. ブラックデニム

ダークインディゴは定番でありながら上品な印象を与え、どんなボトムスとも合わせやすい万能カラーです。

チャコールグレーは優しい印象で、柔らかな雰囲気を作れます。

一方で避けたいのは、明るすぎるライトブルーやケミカルウォッシュ。

これらは若々しさを演出する色ですが、40代が着ると肌から浮いてしまい、若作り感が出やすくなります。

ポイント②とろみのある柔らかい素材や薄手デニム

素材選びも重要なポイントです!

40代におすすめなのは、とろみのある柔らかいデニム素材や、薄手のデニム生地。

とろみ素材はすっきりとしたシルエットを作り出し、着膨れを防ぎます。

☑ とろみ素材ですっきりシルエット
☑ 薄手デニムで軽やかな印象
☑ ストレッチ素材で動きやすく快適

反対に、硬くてゴワゴワした厚手のデニムは避けましょう。

作業着のような印象になりやすく、体が大きく見える原因にもなります...

ポイント③シンプルなデザインで装飾は控えめに

デザインはシンプルであることが大切です。

無地でシンプルなデザインのデニムシャツを選ぶと、上品で洗練された印象になります♪
ボタンや金具も目立ちすぎないものを選びましょう。

避けるべきデザイン

  • スタッズや刺繍などの過度な装飾
  • 派手なステッチ
  • 装飾が多いポケット

シンプルなデザインこそが、40代の大人の魅力を引き立てます!

ポイント④適度なゆとりのあるサイズ感

サイズ感も重要な要素です。

肩幅がジャストサイズか、少し肩が落ちるくらいのサイズが理想的。

腕が楽に動かせる程度の余裕があると、窮屈な印象を与えません。

ただし、体のラインを拾いすぎないことも大切です。

体にぴったりしすぎると、かえって体型が目立ちます。

反対に、ダボダボすぎるサイズもNG!
だらしない印象になり、老けて見える原因になってしまいます。

ポイント⑤襟のデザインで印象が変わる

襟の形も印象を左右する大切な要素です。

おすすめの襟デザイン

  1. レギュラーカラー(定番で失敗しにくい)
  2. バンドカラー(首元すっきり上品)

装飾が多すぎる襟や、奇抜なデザインの襟は避けましょう。

シンプルな襟が、40代の大人らしさを引き立てます♪


【NG例】40代が避けるべきデニムシャツの着こなし

次に、具体的にどのような着こなしを避けるべきか見ていきましょう!

NG①厚手デニム×ダボダボサイズで着膨れ

厚手のデニムシャツをダボダボのサイズで着ると、体が大きく見えてしまいます...

☑ 全体的にメリハリがない
☑ だらしない印象になる
☑ 上半身にボリュームが集中してスタイルが悪く見える

これらの悩みの原因になってしまうので要注意です!

NG②明るいライトブルー×カジュアルアイテム全開

明るいライトブルーのデニムシャツに、スニーカーやリュックなどカジュアルアイテムばかりを合わせると、子供っぽい印象に。

全体的に落ち着きがなく、40代らしい品のある雰囲気が出せません...

NG③デニムonデニムの全身デニムコーデ

デニムシャツにデニムパンツを合わせる「デニムonデニム」は、カジュアルすぎて作業着のような印象になります。

40代が着ると、老けて見える原因にもなってしまいます。

おしゃれ上級者のコーディネートですが、ファッション感度が低い方にはおすすめできません。

NG④装飾が多すぎるデニムシャツ

スタッズやビーズ、派手な刺繍などがついたデニムシャツは要注意!

避けるべき装飾

  • スタッズ
  • ビーズ
  • 派手な刺繍

ゴチャゴチャして品がない印象になり、若作り感が強く出てしまいます。

「痛い」と思われる可能性も高くなるので避けましょう。


40代女性のための「痛くない」デニムシャツコーデ7選

ここからは、具体的なコーディネート例をご紹介します。
すぐに真似できる着こなしばかりです。

コーデ①ダークデニムシャツ×きれいめパンツ

濃紺のデニムシャツに、黒のテーパードパンツを合わせたコーディネート。

テーパードパンツは腰回りにゆとりがあり、裾に向かって細くなるシルエットなので、体型カバーとスタイルアップを同時に叶えます。

センタープレスが入ったパンツなら、さらに品の良い印象に。
足元はパンプスやローファーを合わせると、大人っぽくまとまります。

コーデ②とろみデニムシャツ×ロングスカート

とろみ素材の柔らかいデニムシャツに、ロングスカートを合わせた女性らしいスタイル。

フレアスカートなら動くたびに揺れる裾が軽やかで、上品な印象を与えます。
タイトスカートと合わせれば、大人のきれいめカジュアルに。

色の組み合わせは、デニムシャツが濃色なら、スカートはベージュや白などの明るい色を選ぶとバランスが良くなります。

コーデ③チャコール系デニムシャツ×ワイドパンツ

チャコールグレーのデニムシャツに、ワイドパンツを合わせたリラックス感のあるコーディネート。

落ち着いた色合いで統一すると、カジュアルながらも上品な印象に仕上がります。
足元は細身のパンプスやローファーで引き締めると、メリハリが出ます。

ワイドパンツは体型カバー効果も高く、楽に着られるのも魅力です。

コーデ④羽織りとして使う(インナー×薄手デニムシャツ)

白のTシャツやカットソーの上に、薄手のデニムシャツを羽織るスタイル。

ボタンは開けたまま、または下だけ留めて着ると抜け感が出ます。
ワンピースの上に羽織るのもおすすめです。

薄手素材のデニムシャツなら、もたつかずにすっきりと着こなせます。

コーデ⑤濃色デニムシャツ×カーディガン

秋冬におすすめなのが、デニムシャツの上にカーディガンを重ねる着こなし。

ダークカラー同士を組み合わせると、落ち着いた大人の雰囲気になります。
インナーとして着る場合は、襟だけを見せるとすっきりとした印象に。

カーディガンはシンプルなデザインを選び、色数を抑えることでまとまりやすくなります。

コーデ⑥シンプルデニムシャツ×ニット(レイヤードスタイル)

ニットの下にデニムシャツを重ねて、襟だけを見せる着こなし。

今っぽいレイヤードスタイルですが、シンプルなデザインのデニムシャツを選べば品よくまとまります。
ニットは無地でシンプルなものがおすすめです。

色の組み合わせは、デニムシャツが濃色なら、ニットはグレーやベージュなどの優しい色を選ぶとバランスが良くなります。

コーデ⑦ダークデニムシャツ×白パンツで清潔感

濃紺のデニムシャツに白パンツを合わせた、清潔感のあるコーディネート。

濃淡のコントラストが美しく、洗練された印象を与えます。
春夏におすすめの爽やかな組み合わせです。

足元は白のスニーカーやサンダルでも良いですが、ベージュのパンプスを合わせるとより上品にまとまります。


【シーン別】40代のデニムシャツ着こなしガイド

続いて、シーン別の着こなしをご紹介します。
TPOに合わせた着こなしが分かります。

休日のお出かけコーデ

ショッピングやカフェに行く際は、とろみ素材のデニムシャツがおすすめです。

リラックスした雰囲気を保ちつつ、上品さも忘れません。
ロングスカートやきれいめパンツと合わせると、カジュアルすぎない仕上がりに。

バッグはトートバッグやショルダーバッグで、肩の力を抜いた着こなしを楽しみましょう。

ママ友ランチ・集まりコーデ

ママ友との集まりでは、ダークカラーのデニムシャツで清潔感と落ち着きを演出。

黒のテーパードパンツやベージュのワイドパンツと合わせると、悪目立ちせず品の良い印象になります。

アクセサリーはシンプルなものを選び、控えめな装いを心がけましょう。

子供の学校行事・参観日コーデ

学校行事では、シンプルなデザインのデニムシャツできちんと感を出します。

センタープレスパンツやきれいめなロングスカートと合わせ、足元はローファーやパンプスで。
カジュアルすぎるスニーカーやサンダルは避けましょう。

バッグもレザーのトートバッグなど、きちんと感のあるものを選ぶと安心です。

カジュアルな職場・オフィスカジュアル

職場でデニムシャツを着る場合は、濃色のものを選び、きれいめアイテムと組み合わせます。

黒のパンツやスカートと合わせ、ジャケットを羽織るのもおすすめ。
軽やか素材のデニムシャツなら、動きやすく快適に過ごせます。

アクセサリーは控えめにし、清潔感のある着こなしを意識しましょう。


デニムシャツコーデを格上げする小物使いのコツ

デニムシャツのコーディネートは、小物使いで印象が大きく変わります♪

バッグ選びで印象が変わる

レザーバッグを合わせると、カジュアルなデニムシャツが一気に大人っぽい印象に!

おすすめバッグ

  1. レザーバッグ(大人っぽさUP)
  2. シンプルなトートバッグ(上品にまとまる)
  3. ショルダーバッグ(抜け感を演出)

カジュアルすぎるリュックやスポーティーなバッグは、デニムシャツと合わせると子供っぽくなるので注意しましょう...

靴で「きちんと感」をプラス

足元は、パンプスやローファーを選ぶのが無難です。

デニムシャツのカジュアルさを、靴できちんと感で中和できます!
革靴のような質感のあるものを選ぶと、さらに品が良くなりますよ。

スニーカーを合わせる場合は、全体のバランスを考えて白や黒などシンプルな色を選びましょう♪

アクセサリーはシンプルに

華奢なネックレスや腕時計で、さりげない品の良さを演出します。

☑ 華奢なネックレス
☑ 腕時計で品よく
☑ 控えめなピアス・イヤリング

大ぶりなアクセサリーは、カジュアルなデニムシャツと合わせるとバランスが悪くなります。

シンプルなアクセサリーで、大人の余裕を感じさせる着こなしを目指しましょう!

ベルトでウエストマークする効果

ベルトでウエストマークすると、スタイルアップ効果が得られます♪

細めのレザーベルトを選ぶと、きれいめな印象に。

ベルトの色は、靴やバッグと揃えると統一感が出ますよ。

黒や茶色などの定番カラーを選ぶと、どんなコーディネートにも合わせやすくなります!


体型別|デニムシャツの着こなしポイント

体型に合わせた着こなしのコツをご紹介します♪

ぽっちゃり体型さん向け

とろみ素材のデニムシャツを選ぶと、すっきりとした印象になります!

スタイルアップのコツ

  1. 縦ラインを意識したコーディネート
  2. ロングカーディガンを羽織る
  3. ストライプパンツと合わせる

厚手のゴワゴワしたデニムは避け、体のラインを拾いすぎない程度のゆとりがあるサイズを選びましょう。

細身体型さん向け

薄手でも程よいハリ感のあるデニムシャツを選ぶと、ペラペラに見えません♪

とろみ素材だと体が薄く見えすぎる場合は、少し厚みのある素材を選ぶのも一つの方法です。

レイヤードスタイルでボリュームを出すのもおすすめ!

ただし、ダボダボすぎるサイズは避け、適度なゆとり感を意識しましょう。

上半身が気になる方向け

柔らかい素材のデニムシャツで、体のラインを拾わないようにします。

☑ 視線を下に持っていくためにボトムスに明るい色や柄物を
☑ 羽織りとして使う場合は前を開けて縦ラインを強調
☑ ぴったりしたサイズは避ける

適度なゆとりのあるものを選ぶことが大切です!

下半身が気になる方向け

腰回りをカバーできる丈感のデニムシャツを選びましょう♪

お尻が隠れる程度の長めの丈がおすすめです。

ダークカラーのデニムシャツなら、引き締め効果も期待できますよ。

ボトムスは、テーパードパンツやストレートパンツで、すっきりとしたシルエットを作りましょう!


40代のデニムシャツQ&A|よくある疑問を解決

最後に、よくある疑問にお答えします!

Q1. デニムシャツは何歳まで着られる?

年齢ではなく、色と素材選びが重要です♪

適切なものを選べば、50代や60代でも素敵に着こなせます。

実際に、年齢を重ねても上品にデニムシャツを着ている方はたくさんいますよ!

「もう年だから」と諦めず、自分に合ったデニムシャツを見つけてみましょう。

Q2. 長袖と半袖、どちらがおすすめ?

長袖の方が使いやすくおすすめです!

長袖がおすすめの理由

  • 袖をまくって着こなせば季節を問わず活躍
  • 袖まくりでこなれた印象を演出
  • 二の腕カバーもできる

半袖は肌の露出が多くなるため、40代には少しカジュアルすぎる印象になることも...
長袖を選ぶ方が無難です。

Q3. ライトブルーは絶対NG?

肌映りが良い人なら、ライトブルーも着こなせます♪

ただし、基本的には濃色の方がおすすめです。

ライトブルーを選ぶ場合は、きれいめアイテムと組み合わせて、カジュアルすぎないバランスを心がけましょう!

Q4. 厚手と薄手、どちらを選ぶべき?

薄手やとろみ素材が40代には最適です!

☑ 着膨れせずすっきりシルエット
☑ 軽やかな印象を与える
☑ 季節を問わず着回しやすい

厚手のゴワゴワしたデニムは、野暮ったく見える原因になるので避けましょう。

Q5. シンプルすぎて地味にならない?

小物やボトムスで変化をつければ、地味になりません♪

むしろ、シンプルなデザインこそが40代の品格を引き立てます。

バッグや靴、アクセサリーで個性を出すことで、おしゃれな着こなしが完成しますよ!

装飾が多いデニムシャツよりも、シンプルなデザインの方が長く愛用できるでしょう。


まとめ|40代こそデニムシャツを自信を持って着よう

デニムシャツは、選び方で印象が180度変わるアイテムです!

今日のおさらい
☑ ダークインディゴやチャコール系の落ち着いた色を選ぶ
☑ とろみ素材や薄手のデニムですっきり着こなす
☑ シンプルなデザインが40代の上品さを引き立てる
☑ きれいめアイテムと組み合わせる
☑ 小物使いで格上げ

年齢を理由にデニムシャツを諦める必要はありません♪
自分に合った一枚を見つけて、自信を持っておしゃれを楽しんでください。

デニムシャツは、40代女性の毎日を素敵に彩ってくれる心強い味方になるはずです!
明日からぜひ、この記事を参考にデニムシャツコーデにチャレンジしてみてくださいね。