デニムシャツとは?基本を知ろう

デニムシャツとは、ジーンズと同じデニム生地で作られたシャツのこと。

カジュアルな素材感がありながら、シャツとしてのきちんと感も兼ね備えているのが最大の特徴です!

デニムシャツの魅力

☑ 丈夫で長持ちする
☑ 1枚でも羽織りでも着回せる
☑ 春夏秋冬どの季節にも使える
☑ カジュアルからきれいめまで幅広く対応

よく似たアイテムに「ダンガリーシャツ」や「シャンブレーシャツ」がありますが、これらは生地の織り方が違います。

  • デニム...縦糸に色糸、横糸に白糸を使った綾織り(厚みがあってしっかり)
  • ダンガリー...デニムとは逆の配色(デニムより明るく爽やか)
  • シャンブレー...平織りで作られる(薄手で光沢感あり)

どれも青系のシャツですが、それぞれ雰囲気が異なるので、好みに合わせて選んでくださいね♪


デニムシャツでやりがちな失敗パターン

まずは、よくある失敗例を知っておきましょう。

これを避けるだけで、グッとおしゃれに見えますよ!

NG① カジュアルすぎて子どもっぽく見える

明るい色のデニムシャツにスニーカーやリュックを合わせると、学生のような印象に...。

特に色落ち加工が強いデニムシャツや、オーバーサイズすぎるシルエットは要注意です。

NG② デニム特有の厚みで着膨れして見える

ゆったりとしたサイズのデニムシャツを裾出しで着ると、寸胴な印象になりがち。

体のラインが隠れすぎて、実際よりも太って見えてしまうことがあります。

NG③ 色落ちや素材感で野暮ったい印象になる

ヴィンテージ風の色落ち加工やダメージ加工が施されたデニムシャツは、一歩間違えると野暮ったく見えることも。

くたびれた印象の強い色落ちデニムは、清潔感に欠けて見えがちです。

その他の失敗パターン

  1. デニムシャツとデニムパンツを同じ色で合わせてしまう
  2. アクセサリーや小物を全くつけない
  3. シワシワのまま着てしまう

こんな失敗を避けるために、次の章で正しい選び方を見ていきましょう♪


失敗しないデニムシャツの選び方

色選びのポイント|大人っぽく着るなら濃いめが正解!

デニムシャツの色選びは、着こなしの印象を大きく左右します。

初心者さんにおすすめの色

デニムシャツ 洗練された大人の上質デニムシャツ

デニムシャツ 洗練された大人の上質デニムシャツ

¥4,180 税込


☑ 濃いめのインディゴブルー
☑ ブラックデニム

この2色なら、どんなアイテムとも合わせやすく、大人っぽい印象に仕上がります♪

明るいサックスブルーは爽やかで素敵ですが、カジュアル感が強く出やすいのが難点。

子どもっぽく見えやすいので、ボトムスや小物できれいめな要素を加えるのがコツです。

ブラックのデニムシャツは特におすすめ!
黒の引き締め効果でスタイルアップも期待できますし、きちんとしたシーンでも活躍してくれますよ。

生地選びで印象が変わる|とろみ・薄手素材で女性らしく

厚手デニム vs 薄手デニム

  • 厚手...男性的でワイルド(秋冬向き、着膨れしやすい)
  • 薄手...軽やかで女性らしい(春夏向き、すっきり見える)

大人の女性には、薄手の柔らかなデニム素材がおすすめです。

とろみのある滑らかな質感なら、こなれた抜け感が出ますよ♪

デニムシャツ ギャザー襟紐結びデニムブラウス

デニムシャツ ギャザー襟紐結びデニムブラウス

¥5,260 税込


色落ちやダメージ加工が少ない、きれいめなデニム生地を選ぶのもポイント。

新品のようなクリーンな印象の生地なら、清潔感があり洗練されて見えます。

サイズ感と丈感|着膨れしないコツ

失敗しないサイズ選び

  1. 肩幅が合っているか確認
  2. 身幅が広すぎないかチェック
  3. 腕を動かして窮屈でないか試す

大きすぎるサイズは、デニムの厚みと相まって着膨れの原因に。

ジャストサイズか、やや余裕がある程度がベストです!

理想的な丈感

お尻が隠れるくらいの長さがおすすめ。

この長さなら、ウエストインしてももたつきにくく、アウトで着てもバランスが良くなります。

ゆったりサイズを選ぶ場合は、ウエストインしたり細身のボトムスと合わせたりして、メリハリをつけましょう。

その他の選び方ポイント

襟のタイプ

  • レギュラーカラー...最もベーシックで万能
  • バンドカラー...カジュアルで抜け感あり
  • ボタンダウン...きちんと感がある

体型別の選び方

☑ 華奢な人...コンパクトサイズ&薄手生地
☑ ぽっちゃり体型...濃いめの色&縦ライン強調
☑ 背が低い人...短めの丈&ウエストイン活用


デニムシャツの基本の着こなし方

デニムシャツは、着方次第で表情が変わる優れもの!
主な着こなし方を4つご紹介します♪

① 1枚で着る

デニムシャツ フリル襟デニムプリーツブラウス

デニムシャツ フリル襟デニムプリーツブラウス

¥4,800 税込


ボタンを全て留めてきちんと感を出すのも、上のボタンを1〜2個開けて抜け感を出すのもOK。

その日の気分やシーンに合わせて調整できます。

パンツにもスカートにも合わせやすく、足元を変えるだけで印象がガラリと変わりますよ!

② 羽織りとして使う

デニムシャツ ゆったりシルエットデニムシャツ

デニムシャツ ゆったりシルエットデニムシャツ

¥4,300 税込


前ボタンを開けて、羽織りとして使う着こなしもおすすめ。

中に白Tシャツやタンクトップを着て、デニムシャツを軽く羽織るスタイルは、こなれ感たっぷり♪
ワンピースの上から羽織れば、カジュアルダウンできて印象チェンジにもなります。

③ インナーとして使う

ジャケットやニットの下にデニムシャツを重ねる着こなしも、おしゃれ度が高まります。

襟と袖口からデニムシャツをのぞかせることで、コーディネートに奥行きが生まれます。

特に秋冬のレイヤードスタイルに取り入れると、こなれた印象に!

④ ウエストインですっきり見せ

デニムシャツ フリル飾りデニムシャツ

デニムシャツ フリル飾りデニムシャツ

¥3,460 税込


デニムシャツの裾をボトムスにインする着こなしは、スタイルアップの基本テクニック。

☑ 全部インする(フルタックイン)...きちんと感&脚長効果
☑ 前だけインする(フロントイン)...こなれた雰囲気

ウエストラインを強調することで、メリハリのあるシルエットが完成します。

着膨れしやすいデニムシャツも、インすることですっきりとした印象に変わりますよ♪


デニムシャツに合わせるインナーの正解

インナー選びに迷ったら、まずはこの3色を押さえておけば間違いなし!

基本の3色ルール

☑ 白...明るく清潔感があり、どんな色のデニムシャツにも合う
☑ 黒...引き締め効果があり、大人っぽい印象に
☑ グレー...程よい抜け感があり、こなれた雰囲気

この3色のインナーがあれば、デニムシャツとの組み合わせで困ることはありませんよ♪

その他のおすすめインナー

ボーダー・ストライプ
ネイビーや白のボーダーカットソーとデニムシャツの組み合わせは、マリンテイストで爽やか。

ただし、柄が主張しすぎると子どもっぽくなるため、細めのボーダーを選ぶのがコツです。

タートルネック・ハイネック(秋冬向け)
首元から見えるインナーが、コーディネートにきちんと感をプラス!
白やグレー、ベージュなどのベーシックカラーが使いやすいですよ。


デニムシャツに合うボトムス別コーディネート

迷ったら黒パンツが最強!

デニムシャツのボトムス選びに迷ったら、黒パンツが最も失敗しにくい選択肢です。

黒の引き締め効果で、全体がすっきりとまとまります♪
どんな色のデニムシャツとも相性が良く、大人っぽい印象を与えてくれますよ。

スキニー、テーパード、ワイドなど、どんなシルエットの黒パンツでも合わせやすいのも魅力!

スカートと合わせる

デニムシャツとスカートの組み合わせは、女性らしさとカジュアル感のバランスが絶妙です。

  • フレアスカート...可愛らしくフェミニンな印象に
  • タイトスカート...大人っぽくきれいめなスタイル
  • プリーツスカート...トレンド感があり上品な雰囲気

色はベージュやネイビー、グレーなど落ち着いたカラーを選ぶと、デニムシャツとのバランスが良くなります。

パンツと合わせる

チノパン
カジュアルで親しみやすい印象に。
ベージュやカーキとデニムシャツは相性抜群!

スラックス
きちんと感のあるオフィスカジュアルスタイルが完成します。

テーパードパンツ
すっきりとしたシルエットでスタイルアップ効果も◎

ワイドパンツ
デニムシャツをウエストインして、メリハリのあるシルエットを意識しましょう。

デニムパンツと合わせる|デニムオンデニムのコツ

デニムシャツとデニムパンツを合わせるデニムオンデニムは、コツさえつかめば簡単!

成功のポイント

  1. 上下で色のトーンを変える(シャツを濃いめ、パンツを薄め or その逆)
  2. 同じ色にする場合は質感を変える

セットアップのような統一感が出て、洗練された印象になりますよ♪


シーン別・季節別の着こなし実例

シーン別着こなし

休日カジュアル
デニムシャツにワイドパンツやデニムパンツを合わせて、リラックス感のあるコーディネートに。

スニーカーやフラットシューズで足元を軽やかにすると、動きやすく快適です♪

オフィスカジュアル
濃いめのインディゴやブラックのデニムシャツを選びましょう。

スラックスやテーパードパンツと合わせ、足元はパンプスやローファーできちんと感を。

ウエストインして、すっきりとしたシルエットを意識するのがポイント!

ママコーデ
動きやすいストレッチパンツやスカートと合わせれば、アクティブなママコーデの完成。

薄手のデニムシャツなら、抱っこしても赤ちゃんが痛くありません。

ちょっとしたお出かけ
きれいめなスカートやパンツと合わせ、小物で洗練度を上げるのがポイント。

バッグやアクセサリーに上質なものを選ぶと、グッとおしゃれ度が増しますよ。

季節別着こなし


淡いカラーのボトムスやスカートと合わせると、春らしい爽やかなコーディネートに!
白やベージュ、パステルカラーとの相性が抜群です。


薄手の素材を選ぶのが快適に過ごすコツ。

半袖デニムシャツなら涼しく着こなせます。
長袖の場合は、袖をまくってこなれ感を出しましょう♪


レイヤードを楽しめる季節です。

デニムシャツの上にニットベストやカーディガンを重ねたり、ジャケットのインナーとして使ったり。

マスタードやブラウン、ボルドーなど秋らしいカラーの小物を取り入れると季節感が出ますよ。


デニムシャツをインナーとして活用しましょう。

厚手のニットやコートの下に重ねれば、防寒性も高まります。

襟と袖口からデニムシャツをのぞかせることで、コーディネートにアクセントが生まれます!


年代別&着回しテクニック

年代別の着こなしポイント

20代
トレンドのアイテムと組み合わせたり、遊び心のあるコーディネートにチャレンジしたり、自由に着こなせる年代。

オーバーサイズのデニムシャツを大胆に着こなすのも、若さならではの特権です♪

30代
カジュアルときれいめのバランスが重要に。

濃いめの色のデニムシャツを選び、きれいめなボトムスやパンプスと合わせることで、大人っぽい印象に!
アクセサリーや小物で上品さをプラスすることも忘れずに。

40代以上
濃いインディゴやブラックデニムがおすすめ。

落ち着いた色味のデニムシャツなら、上品で洗練された印象を与えられます。

質の良い素材を選ぶことで、高級感も演出できますよ。

1枚で何通りも!着回しテクニック

デニムシャツは、ちょっとした工夫で印象がガラリと変わります。

ボタンの留め方で印象チェンジ

☑ 全て留める...きちんとした印象
☑ 上1〜2個開ける...程よい抜け感
☑ 半分だけ留めて羽織る...こなれた雰囲気

袖まくりのバリエーション

  • 手首が見える程度にまくる...女性らしい華奢な印象
  • 肘まで大胆にまくる...カジュアルでアクティブな雰囲気

裾イン・裾アウトの使い分け

☑ 全部イン(フルタックイン)...脚長効果&きちんと感
☑ 前だけイン(フロントイン)...こなれた印象
☑ 裾アウト...リラックス感(丈が長すぎないものを選ぶ)

シーンや気分に合わせて、これらの着こなしを変えてみましょう!
同じデニムシャツでも、全く違う印象のコーディネートが楽しめますよ♪


デニムシャツのよくある悩みQ&A

Q1. カジュアルすぎて子どもっぽく見えるのが悩み...

A. 濃いめのインディゴやブラックデニムで大人っぽく!

子どもっぽく見える原因は、色の明るさにあることが多いです。

明るいサックスブルーではなく、濃いめのインディゴやブラックを選びましょう。

また、きれいめなボトムスや小物と組み合わせることで、カジュアルすぎる印象を和らげられます♪
パンプスやヒールのある靴を合わせるのも効果的ですよ。

Q2. デニムシャツを着ると着膨れして見える...

A. コンパクトシルエット&ウエストインですっきり!

着膨れの原因は、サイズ感と着こなし方にあります。

ジャストサイズか、やや余裕がある程度のサイズを選びましょう。

そして、ウエストインして着ることで、メリハリのあるシルエットが作れます!
全体をすっきり見せることができ、着膨れ感を解消できますよ。

薄手の生地を選ぶのも、着膨れ対策として有効です。

Q3. 色落ちしたデニムが野暮ったく見える

A. とろみ・薄手素材で抜け感を演出♪

ヴィンテージ風の色落ちデニムは、選び方を間違えると野暮ったく見えてしまいます。

色落ちの激しいものより、均一な色味のデニムを選ぶのがおすすめです。

また、とろみのある柔らかな素材や、薄手の素材を選ぶことで、こなれた抜け感を演出できます。

固くゴワゴワしたデニムより、滑らかな質感のものを選びましょう!

清潔感のある、きれいめなデニム素材を選ぶことが、野暮ったさを回避する鍵です。

Q4. 手持ちの服とうまく合わない時はどうすれば?

デニムシャツが手持ちの服と合わない時は、まず黒のボトムスと合わせてみましょう。

黒は万能色なので、どんな色のデニムシャツとも相性が良いです。

また、シンプルな白Tシャツとの組み合わせなら、失敗しにくいですよ♪
基本の組み合わせから始めて、徐々に応用していくのがおすすめです。

Q5. どんな小物・アクセサリーを合わせればいい?

デニムシャツはカジュアルなアイテムなので、小物できれいめ要素を足すとバランスが良くなります。

☑ レザーのバッグ
☑ 華奢なアクセサリー
☑ パールやゴールドのアクセサリー
☑ パンプスやヒールのある靴

足元をパンプスやヒールのある靴にするだけでも、ぐっと大人っぽくなりますよ!


プチプラでも高見え&初心者が揃えるべきアイテム

プチプラデニムシャツでも高見えさせるコツ

デニムシャツ自体がプチプラでも、ちょっとした工夫で高級感を出せますよ!

小物で格上げ

  1. 上質なレザーのバッグを合わせる
  2. きちんとしたデザインの靴を選ぶ
  3. アクセサリーは安価なものより質の良いものを

小物にお金をかけることで、コーディネート全体が洗練された印象になります♪

シルエットと清潔感を意識

☑ だらしなく着るのではなく、ウエストインや袖まくりで整える
☑ シワのないよう丁寧にアイロンをかける
☑ 毛玉や汚れがないかチェック

清潔感があるだけで、プチプラアイテムでも高見えします!

デニムシャツ初心者が最初に揃えるべきもの

まず1枚目に選ぶなら濃いめインディゴorブラック

これらの色なら、どんなボトムスとも合わせやすく、大人っぽく着こなせます。

失敗しにくい色なので、初心者の方でも安心して選べますよ♪

薄手の素材で、ベーシックなデザインのものを選ぶと、長く使えます。

一緒に揃えたいボトムス

☑ 黒のパンツ(最も失敗しにくい組み合わせ)
☑ ベージュやネイビーのチノパン
☑ スラックス

最小限のワードローブで着回すコツ

少ないアイテムでも、組み合わせ方次第で多彩なコーディネートが楽しめます!

デニムシャツ1枚、黒パンツ1本、白Tシャツ1枚があれば、複数の着こなしが可能。

1枚で着る、羽織る、インナーにするなど、着方を変えるだけでも印象が変わります。

ボタンの留め方や、裾のイン・アウトを変えるだけでも、別のコーディネートのように見えますよ♪


まとめ|デニムシャツは失敗知らずの万能アイテム!

デニムシャツは、選び方と着こなし方のコツさえ押さえれば、失敗知らずの万能アイテムです♪

よくある3つの悩みの解決法

☑ カジュアルすぎて子どもっぽく見える
→ 濃いめの色を選ぶことで解決!

☑ 着膨れして見える
→ コンパクトなサイズ感とウエストインで対処!

☑ 野暮ったく見える
→ とろみや薄手の素材を選ぶことで解消!

1枚持っているだけで、春夏秋冬どの季節にも対応でき、カジュアルからきれいめまで幅広いシーンで活躍してくれます。

この記事で紹介した選び方や着こなし術を参考に、自分らしいデニムシャツスタイルを楽しんでくださいね。

きっと、お気に入りの着こなしが見つかるはずですよ♪