30代女性がデニムパンツ選びで悩む3つの理由
まずは、なぜ30代になるとデニムパンツ選びに悩むのか、その理由を整理していきましょう。
悩み① カジュアルすぎて大人の女性らしさが出にくい
デニムパンツはもともとカジュアルなアイテム。
そのため、選び方を間違えると「ラフすぎる...」「子供っぽい」印象になってしまうんです。
20代の頃は多少カジュアルでも若々しさでカバーできていましたが、30代になると「大人らしさ」が求められる場面が増えてきますよね。
☑ 仕事の場面
☑ 子供の行事
☑ ちょっとした食事会
こういったシーンで、きちんと感が必要なのにデニムを履きたくても躊躇してしまう...そんな経験はありませんか?
悩み② 体型の変化でお腹や腰回りが気になる
30代になると、多くの女性が体型の変化を実感します。
特にお腹周りや腰回りに脂肪がつきやすくなり、以前のようにぴったりしたデニムが似合わなくなることも。
出産を経験した方はもちろん、そうでない方も代謝の変化で体型が変わってきます。
「ローライズのデニムを履くとお腹が乗っちゃう...」
「タイトすぎるとラインが気になる」
こんな悩み、ありますよね。
悩み③ 無難すぎる着こなしだと地味に見える
体型カバーを意識するあまり、大きめサイズやダークカラーばかりを選んでいると、今度は「地味」「野暮ったい」印象になってしまいます。
無難に選びすぎて、おしゃれ感がまったく出ない。
かといって冒険すると失敗しそうで怖い...この板挟みで、結局いつも同じようなコーディネートになってしまう方も多いのではないでしょうか。
【解決策】30代に似合うデニムパンツの選び方3つのコツ
ここからは、先ほどの悩みを解決する具体的なコツをお伝えします!
この3つを押さえるだけで、デニムパンツ選びの8割は成功します♪
コツ① 濃いめの色を選んで落ち着いた雰囲気に
30代のデニムパンツ選びで最も重要なのが「色選び」です。
濃いめのインディゴブルーやダークグレーのデニムを選ぶと、自然と落ち着いた大人の雰囲気が出ます。
色が濃いだけで、不思議とカジュアルすぎない印象になるんです!
逆に避けたいのが、こんな色...
- 薄い水色
- 白っぽく色落ちしたデニム
これらはカジュアル感が強く、30代には少し若すぎる印象になってしまいます。
濃い色のデニムなら、白シャツと合わせても子供っぽくならず、ブラウスと合わせればオフィスカジュアルにも対応できます♪
コツ② ハイウエストで体型カバーしながらスタイルアップ
お腹周りや腰回りの体型カバーには、ハイウエストのデニムが最適です!
ハイウエストのメリットはこちら...
- お腹部分をすっぽりと包み込んでくれる
- 気になる部分を自然に隠せる
- ウエスト位置が高くなることで脚長効果もある
タック入りのストレートシルエットを選べば、お腹周りにゆとりがありながらも、だらしなく見えません。
タックが自然な立体感を生み出し、体型をカバーしつつもすっきりとした印象を保てます。
ローライズは避けましょう。
お腹が乗りやすく、座ったときにも気になってしまいます...
コツ③ きれいめシルエットで洗練された印象をつくる
地味に見えないためには、シルエット選びが重要です!
センタープレス入りのデニムパンツなら、カジュアルなデニム素材でも洗練された印象になります。
センタープレスとは、パンツの前面に入った折り目のこと。
この一本の線があるだけで、ぐっときちんと感が増すんです♪
また、ストレートやテーパードといったきれいめシルエットを選ぶことで、無難でも地味にならない絶妙なバランスが生まれます。
避けたいシルエットはこちら...
- ダボダボのワイドすぎるもの
- ピタピタのスキニー
程よいフィット感が、30代の着こなしには最適です!
これだけは避けて!30代が選んではいけないNGデニム
ここからは、30代女性が避けるべきNGデニムについて解説します。
☑ ダメージ加工が強すぎるデニム
☑ 色落ちが激しい明るすぎるデニム
☑ 腰で履くローライズデニム
☑ ダボダボで裾を引きずるサイズ
ダメージ加工が強すぎるデニムは卒業を
膝が大きく破れていたり、太ももに大きな穴が開いていたりするダメージデニムは、30代には避けたいアイテムです。
若々しく見せようとして選ぶと、逆に「若作り」に見えてしまう危険性が...!
清潔感に欠ける印象にもなりやすく、特にママ友との集まりや学校行事では浮いてしまうことも。
どうしてもダメージデニムを取り入れたい場合は、膝下に小さな擦れがある程度の、控えめなものを選びましょう。
明るすぎる色は難易度が高い
全体的に白っぽく色落ちした、明るすぎるデニムもNGです。
このタイプのデニムは、どうしてもカジュアル感が強く出すぎてしまいます。
合わせるトップスを選び、着こなしの難易度が一気に上がってしまうんです...
少し色落ちした程度なら問題ありませんが、ほとんど白に近いような淡い色は、30代の大人の着こなしには不向きといえます。
ローライズは時代遅れな印象に
一昔前に流行したローライズデニムは、現在のトレンドからも外れており、30代の体型にも合いません。
ローライズのデメリット...
- お腹周りが出やすい
- 座ったり前かがみになるたびに気になる
- トップスをインする着こなしができない
現在はハイウエストやジャストウエストが主流です。
時代遅れの印象も与えてしまうため、手持ちのローライズデニムは処分を検討してもよいでしょう。
大きすぎるサイズは逆効果
体型カバーを意識しすぎて、大きすぎるサイズを選ぶのもNGです!
ダボダボのデニムは、だらしない印象を与えてしまいます。
特に裾が長すぎて地面を引きずるようなサイズ感は、清潔感に欠けて見えるため避けましょう。
体型をカバーしたいなら、大きめサイズではなく、ハイウエスト×ストレートというシルエットで解決するのが正解です♪
シルエット別|30代におすすめのデニムパンツ
自分に合うシルエットを見つけることが、デニムパンツ選びの成功への近道です♪
迷ったらストレート!万能シルエット
デニムパンツ選びに迷ったら、まずはストレートシルエットを選びましょう。
ストレートデニムは、太ももから裾まで同じ幅で真っすぐに落ちるシルエット。
体のラインを拾いすぎず、かといってダボダボでもないため、誰にでも似合いやすいんです!
メリットがこちら...
- カジュアルにもきれいめにも対応できる
- 靴を選ばない
- スニーカーにもパンプスにも合わせられる
初めてのデニム選びなら、まずはストレートから試してみてください♪
タック入りストレートで体型カバー
お腹周りや腰回りが気になる方には、タック入りのストレートデニムがおすすめです!
タックとは、ウエスト部分に入った折り目のこと。
このタックがあることで、お腹周りに自然なゆとりが生まれ、無理なく体型をカバーできます。
タック入りなのにすっきり見えるのは、タックが立体的なシルエットを作り出してくれるから。
平面的なゆったりデニムとは一線を画す、上品な仕上がりになります。
センタープレス入りできちんと感を
オフィスカジュアルや少しきちんとしたい場面では、センタープレス入りのデニムパンツが活躍します。
センタープレスの一本線が、デニムパンツに「きちんと感」をプラス!まるでスラックスのような上品さが出るため、デニムでも失礼にならない場面が広がります。
白シャツやブラウスと合わせれば、通勤にも使えるコーディネートが完成します♪
テーパードできれいめ&脚長効果
脚をきれいに見せたいなら、テーパードデニムを選びましょう。
テーパードとは、太ももに程よいゆとりがあり、裾に向かって細くなっていくシルエット。
腰回りはゆったりしているのに、足首がすっきり見えるため、脚長効果が期待できます!
ハイウエストのテーパードデニムなら、さらにスタイルアップ効果が高まりますよ。
ワイドデニムを大人っぽく着こなすには
ゆったりとした履き心地が好みなら、ワイドデニムもおすすめです。
ただし、ワイドデニムを選ぶ際は注意が必要...
☑ 濃いめの色を選ぶ
☑ トップスはコンパクトにまとめる
☑ 丈は足首が見える長さにする
この3点を守れば、だらしなく見えずに大人っぽく着こなせます!
床を引きずるような長さだと、野暮ったい印象になってしまうので気をつけましょう。
カラー別|30代に似合うデニムパンツの色選び
デニムパンツの色選びは、印象を左右する重要なポイントです!
濃いめインディゴが最強の理由
30代のデニムパンツで最もおすすめなのが、濃いめのインディゴブルーです。
濃紺に近い深い青色は、カジュアルなデニム素材でも落ち着いた印象を与えます。
どんなトップスとも合わせやすく、シーンを選ばないのも魅力♪
相性の良い色...
- 白
- 黒
- グレー
- ベージュ
どんな色とも相性が良いため、コーディネートに悩むこともありません!
最初の1本として、ぜひ選んでほしい色です。
ダークグレーで上品な通勤スタイル
オフィスカジュアルに対応したいなら、ダークグレーのデニムパンツが最適です。
グレーは青のデニムよりもさらにフォーマル寄りの印象。
黒ほど重くなく、でもきちんと感はしっかりある絶妙なカラーなんです!
ジャケットとの相性も抜群で、仕事とプライベート両方で活躍します♪
ブラックデニムは万能選手
ブラックデニムは、30代女性の定番アイテムといえます。
黒のメリットはこちら...
☑ どんな色とも合わせやすい
☑ 失敗がない
☑ 体型カバー効果が高い
☑ 細見え効果が期待できる
カジュアルな場面からきちんとした場面まで、幅広く対応できる万能カラーです!
ホワイトデニムで爽やかに
春夏に活躍するのが、ホワイトデニムです。
白は難しそうに感じるかもしれませんが、実は30代にこそおすすめしたいカラー!清潔感があり、明るく爽やかな印象を与えられます。
濃い色のトップスと合わせれば、メリハリのあるコーディネートが簡単に完成しますよ♪
薄い色は避けるべき?その理由
一方で避けたいのが、薄い水色や白っぽく色落ちしたデニムです。
これらの色は確かに爽やかですが...
- カジュアル感が強すぎる
- 30代の大人の着こなしには不向き
- 合わせるトップスが限られる
- コーディネートの難易度が上がる
どうしても明るい色が欲しい場合は、真っ白なホワイトデニムを選ぶ方が、失敗が少なくおすすめです!
体型悩み別|お腹・腰回りをカバーするデニム選び
体型の悩みに合わせたデニム選びのコツをご紹介します♪
お腹周りが気になる方の最適解
お腹周りの体型カバーには、ハイウエストのストレートデニムが最適です!
ハイウエストならお腹全体をすっぽり包み込んでくれるため、気になる部分を自然に隠せます。
ベルトの位置が高くなることで、視覚的にもスタイルアップして見えますよ♪
ストレートシルエットなら、お腹周りにゆとりがありながらも、だらしなく見えません。
腰回りをすっきり見せるには
腰回りのボリュームが気になる場合、タック入りのデニムパンツを選びましょう。
タックが腰回りに自然な立体感を作り出し...
- 平面的に見せない
- でもスッキリとした印象を保てる
- 品の良い体型カバーが可能
ダボダボのゆったりデニムとは違い、上品に体型をカバーできます!
タックは1〜2本程度のシンプルなものがおすすめです。
脚長効果を狙うなら
脚を長く見せたいなら、ハイウエストは必須条件です!
ウエスト位置を高くすることで、脚の始まりが上に見え、自然と脚長効果が生まれます。
さらにトップスをウエストインすれば、効果は倍増♪
ハイウエスト×テーパードシルエットの組み合わせなら、最強の脚長コーディネートが完成します。
全体的に細見えさせる秘訣
全体的にすっきり見せたいなら、濃い色のデニムパンツときれいめシルエットの組み合わせが効果的です。
濃い色の効果はこちら...
- ブラックやダークインディゴには収縮効果がある
- ストレートやテーパードできれいなライン
- ゆったりしすぎず、窮屈でもない絶妙なバランス
大きめサイズで体型を隠すよりも、ジャストサイズ×濃い色の方が、結果的にすっきり見えます!
地味に見えない!大人の着こなし5つのポイント
体型カバーを意識しながらも、地味に見せないコツをお伝えします♪
トップスに「きれいめ」を1つ入れる
デニムパンツを子供っぽく見せないためには、トップスにきれいめ要素を取り入れましょう!
きれいめアイテムの例...
- シャツ
- ブラウス
- きれいめニット
- ジャケット
1つでもきれいめアイテムを加えるだけで、コーディネート全体の印象がぐっと大人っぽくなります。
「Tシャツとデニム」という組み合わせは、30代には少しカジュアルすぎるので注意しましょう。
小物で華やかさをプラスする
地味に見えないためには、小物使いも重要です!
☑ バッグ
☑ 靴
☑ アクセサリー
☑ スカーフ
これらの小物で、コーディネートにアクセントを加えましょう。
特に顔周りに来るアクセサリーは、華やかさを出すのに効果的♪
ただし、やりすぎは禁物...1〜2点に絞って取り入れるのがポイントです。
全身を2〜3色でまとめる
色数を絞ることで、洗練された印象になります。
全身で使う色を2〜3色に抑えると、まとまりのある上品なコーディネートが完成します!デニムの青を1色と数え、あとは白と黒、またはベージュと茶色など、相性の良い組み合わせを選びましょう。
色数が多すぎると、ごちゃごちゃして見えてしまいます...
足元は素足を見せずに品よく
30代のデニムコーディネートでは、足元の処理も重要です。
素足にサンダルというスタイルは、カジュアルすぎる印象に。
パンプスやローファーを履く、またはソックスを合わせるなど、足元にもきちんと感を持たせましょう。
特に通勤やきちんとしたい場面では、足元まで気を配ることが大切です!
アクセサリーで洗練度を上げる
シンプルなコーディネートほど、アクセサリーの力が光ります♪
おすすめアクセサリー...
- 華奢なネックレス
- 上品なピアス
- シンプルな腕時計
控えめでも質の良いアクセサリーを身につけることで、全体の印象が格上げされます。
大ぶりすぎるものや派手すぎるものは避け、繊細なデザインを選ぶのがポイントです!
シーン別|30代のデニムパンツコーディネート実例
具体的なシーン別のコーディネート例をご紹介します♪
休日のお出かけコーデ
休日のお出かけには、濃いめインディゴデニム×白シャツの組み合わせがおすすめです!
コーディネートのポイント...
- 白シャツをウエストイン
- 足元は白スニーカーかローファー
- バッグはベージュや茶系を選ぶ
カジュアルなのに大人っぽいコーディネートが完成します。
少し肌寒い日は、ベージュのカーディガンを羽織れば完璧です♪
オフィスカジュアルコーデ
通勤にデニムを取り入れるなら、センタープレス入りのダークグレーやブラックデニムを選びましょう。
☑ トップスはブラウスやシャツ、ジャケットを合わせる
☑ 足元はパンプスで
☑ バッグはきちんとした形のものを
これなら、デニムでもオフィスカジュアルとして十分通用します!
ママコーデ(子供の行事)
子供の運動会や参観日には、動きやすさと好印象を両立させたいもの。
ハイウエストのストレートデニム×シンプルなニットの組み合わせなら、動きやすく、でもきちんと感もあります。
足元はスニーカーでOK♪
色は濃いめのインディゴかブラックを選び、トップスは白やベージュで明るさを出しましょう。
デート・食事コーデ
デートや食事の席では、女性らしさも意識したコーディネートを...
ブラックデニム×とろみのあるブラウスで、女性らしい柔らかさを演出。
足元はヒールのあるパンプスやサンダルで。
アクセサリーは華奢なネックレスとピアスを合わせて、上品さをプラスしましょう♪
まとめ 30代のデニムパンツは「色・シルエット・ウエスト位置」がカギ
30代のデニムパンツ選びで押さえるべきポイントは、たった3つです。
濃いめの色を選ぶことで、落ち着いた大人の雰囲気が自然と出ます。
薄い色や明るすぎる色は避け、インディゴブルー、ダークグレー、ブラックを中心に選びましょう。
ハイウエストを選ぶことで、お腹周りの体型カバーと脚長効果が同時に叶います。
ローライズは卒業して、ウエスト位置の高いデニムにシフトしましょう。
きれいめシルエットを選ぶことで、地味にならず、でも派手すぎない絶妙なバランスが生まれます。
ストレート、テーパード、センタープレス入りなど、きちんと感のあるシルエットを選びましょう。
この3つのポイントを押さえるだけで、デニムパンツは30代女性の強い味方になります。
体型の変化や年齢による悩みは、正しい選び方で解決できます。
難しく考えず、まずは濃いめの色のハイウエストデニムを1本、手に取ってみてください。
きっと、鏡に映る自分の変化に驚くはずです。
30代だからこそ似合う、大人のデニムスタイルを楽しみましょう。