デニムパンツは職場で着ていいの?

まず確認すべき3つのポイント

デニムパンツを着る前に、次の3つをチェックしましょう。

会社のドレスコードを確認
就業規則に「ジーンズ不可」と書かれていないか見てみてください。

「オフィスカジュアル可」とだけ書かれている場合は、直属の上司や人事に直接聞くのが確実です。

先輩や同僚のデニム着用率を観察
周りを見渡して、デニムを履いている人がどのくらいいるか確認しましょう。

複数人が着用していれば、基本的には問題ありません。

オフィスカジュアルの定義は会社で違う
IT企業ではデニムが当たり前でも、金融機関では絶対NGという場合も。

クライアントと会う予定がある日は、たとえ社内ではOKでもデニムは避けるべきです。

オフィスでOKなデニムパンツの選び方

色選びで印象が変わる!

最も無難なのは濃紺(ダークネイビー)です。

黒に近い濃い色なら、スラックスに近い印象を与えられます。

明るいブルーやライトブルーは、カジュアル感が強く出てしまいがち...
初めてオフィスでデニムを履くなら、まずは濃紺から試してみましょう♪

ダメージ・色落ちは絶対NG

膝に穴があいているものや、わざと色を落としたデザインは「だらしない」と見られる可能性大。

特に上司世代には受け入れられにくい傾向があります。

表面が均一で、加工が最小限のデニムを選ぶのが基本です。

シルエットで「きちんと感」を出す

おすすめのシルエット:

  • ストレート → 誰にでも似合う定番
  • テーパード → 足首がすっきり見える
  • スキニー過ぎず、ルーズ過ぎず → 程よいゆとりが◎

足首が見える丈のものは、パンプスを合わせればすっきりと見えます。

素材感もチェック!

薄手でペラペラした生地は安っぽく見えてしまうので要注意。

適度な厚みと張りがある生地のほうが、きちんとした印象になります。

光沢がある素材や、ストレッチが効きすぎてテカテカしているものも避けましょう。

職場で避けたいデニムパンツの特徴

次のようなデニムは、オフィスでは避けたほうが安全です。

❌ ダメージ加工があるもの
❌ ウォッシュ加工が強く、明るい色
❌ 裾がほつれたままのデザイン
❌ カーゴポケット付き
❌ ワイドパンツやバギーパンツ
❌ スキニー過ぎて体のラインが強調されるもの

特に50代以上の上司世代は「デニム=作業着」というイメージを持っている人も。

色落ちしたヴィンテージ風のデニムも「古着っぽい」と感じられることがあります。

デニムパンツに合わせるトップス選び

きちんと見せたいなら「襟付き」が鉄則

最も安全なのは、シャツやブラウスなどの襟付きトップスです。

白シャツを合わせれば、デニムのカジュアル感を抑えてきちんとした印象に♪
ストライプのシャツや、シンプルなブラウスも相性抜群です。

Tシャツ・カットソーを合わせる場合

綿100%のカジュアルなTシャツは、デニムと合わせると休日感が強くなりすぎます。

こんな素材がおすすめ:

  • とろみ素材
  • ハリのある生地
  • ベーシックカラー(白・黒・ネイビー)

プリントTシャツやロゴ入りのものは、職場では避けたほうが賢明です。

ジャケットを羽織れば間違いなし

デニムパンツに不安がある場合は、ジャケットを羽織るのが最も確実!

テーラードジャケットやノーカラージャケットを合わせれば、下がデニムでもきちんとした印象になります。

黒やネイビー、グレーなど、ベーシックな色のジャケットが使いやすいでしょう。

注意! デニムジャケットとデニムパンツの組み合わせは避けてください。

足元で印象が変わる靴選び

パンプスが最も安全

パンプスを合わせれば、デニムパンツでも女性らしくきちんとした印象になります。

ヒールの高さは3〜5cm程度が歩きやすくバランスも良好♪
色は黒やベージュ、ネイビーなど、服に合わせやすいものが便利です。

スニーカーはあり?なし?

職場の雰囲気次第です。

スニーカーOKな職場:
IT企業やクリエイティブ系の職場なら、きれいめのスニーカーならOKなことも。

白や黒のレザースニーカーなど、シンプルで清潔感があるデザインを選びましょう。

スニーカーNGな職場:
金融や商社など、かっちりした業界では避けたほうが無難です。

冬のブーツはシンプルに

シンプルなショートブーツやブーティなら、オフィスでも問題ありません。

ムートンブーツやエンジニアブーツは、オフィスには不向き...
レザー素材で、装飾が少ないデザインを選ぶのが基本です。

年代別デニムパンツのオフィスコーデ

20代:王道コーデから始めよう

濃紺のストレートデニム × 白シャツ × 黒のパンプス

これが最も安全な組み合わせです!
寒い時期は、ベージュやグレーのカーディガンを羽織ると優しい印象に。

アクセサリーは小ぶりなものにして、華美にならないよう気をつけましょう。

30代:きれいめアイテムで大人っぽく

濃紺のテーパードデニム × とろみブラウス × ヒールパンプス

女性らしさと落ち着いた印象を両立できます。

ジャケットを羽織る場合は、ノーカラーのものを選ぶと柔らかい雰囲気に♪

40代:上品さを意識して

デニムのシルエットは、タイトすぎず、ゆるすぎないストレートが最適。

トップスは襟付きのシャツやブラウスで、きちんと感を出しましょう。

全体的に落ち着いた色味でまとめると、大人の余裕を感じさせるコーデになります。

季節ごとのコーデポイント

春:軽やかな色合わせ

白やベージュ、ライトグレーのブラウスやシャツが相性抜群。

足元は素足にパンプス、または薄手のストッキングで軽さを出しましょう。

夏:涼しげで清潔感重視

リネン混のシャツや、さらっとした素材のブラウスを合わせます。

色は白や淡いブルー、ベージュなど、涼しげな色が◎

秋:こっくり色で落ち着いた雰囲気

ベージュやブラウン、カーキのトップスがデニムと好相性♪
ニットを合わせる場合は、薄手のVネックやクルーネックを選びましょう。

冬:明るい色で重くならない

インナーは白やベージュなど、明るい色を選ぶと顔周りが明るくなります。

その上にダークカラーのジャケットやコートを羽織れば、きちんと感が出ます。

初めてデニムで出社する日のコツ

不安な時はジャケットを味方に

「周りから変に思われていないか...」と気になったら、ジャケットを羽織ってみましょう。

一気にきちんと感が増して、気持ちも楽になります!

同僚に「今日のコーデ、変じゃない?」と軽く聞いてみるのも一つの方法。

多くの場合、気にしているのは自分だけで、周りはそれほど見ていないものです。

重要な会議がある日は避ける

デニムパンツに慣れるまでは、重要な会議がある日は避けるのが賢明です。

特に、役員や他部署の人が参加する会議では、より慎重に。

まずは通常業務だけの日に、デニムを試してみることをおすすめします。

金曜日スタートがおすすめ♪

多くの職場では、金曜日は雰囲気が少し緩みます。

カジュアルな服装の人も増えるため、デニムでも目立ちにくいでしょう。

また、週末前なので「明日は休みだから大丈夫」という気持ちの余裕も生まれます。

慣れてきたら、徐々に他の曜日にも挑戦してみましょう!

よくある質問

Q. デニムジャケットとデニムパンツの組み合わせはあり?

基本的に避けたほうが良いでしょう。

全身デニムになると、カジュアル感が強くなりすぎます。

どうしてもデニムジャケットを着たい場合は、ボトムスを別の素材に変えましょう。

Q. 白デニムは職場でも大丈夫?

一般的には白デニムは夏のリゾート感が強いため、オフィスには不向き。

また、汚れが目立ちやすいという実用面での問題もあります。

まずは濃紺のデニムから始めて、職場の雰囲気を掴んでからの検討がおすすめです。

Q. ストレッチデニムは楽だけど、見た目はどう?

伸縮性が高すぎると、体のラインが出すぎたり、生地がテカテカして安っぽく見えることも...
適度なストレッチ性で、見た目は通常のデニムに近いものを選びましょう。

まとめ:失敗しないための3つのルール

デニムパンツをオフィスで着る際は、この3つを押さえておけば大丈夫!

  1. 色は濃紺、ダメージ加工なしのシンプルなものを選ぶ
  2. トップスはきちんと感のある襟付きシャツやジャケットを合わせる
  3. 職場の雰囲気を見ながら、少しずつ試していく

デニムパンツは、うまく取り入れれば楽でおしゃれなオフィスコーデが完成します♪
この記事を参考に、自分の職場に合った着こなしを見つけてくださいね。