デニムで「きれいめ」に見せる基本の3ルール

デニムをきれいめに着こなすには、ちょっとしたコツがあります。

この3つを押さえるだけで、印象がガラッと変わりますよ!

ルール1. トップスは「とろみ素材」か「かっちり素材」

デニムのカジュアルさを打ち消すには、トップス選びが重要です。

おすすめの素材

  • とろみブラウス(シルク、サテンなど)
  • かっちりシャツ
  • テーラードジャケット
  • 上質なニット

とろみ素材は女性らしさを、かっちり素材はきちんと感を演出してくれます。

逆に避けたいのは、スウェットやパーカーなどのラフな素材。
デニムと組み合わせると、どうしてもカジュアル過ぎる印象になってしまいます...

ルール2. 足元をパンプスに変えるだけで別人に

靴選びは、コーディネート全体の印象を左右する重要なポイント!

スニーカーだとどうしてもカジュアルに寄ってしまうので、きれいめを目指すなら避けた方が無難です。

きれいめに見える靴

  • パンプス(3〜5cm程度のヒールでOK)
  • ローファー
  • バレエシューズ
  • ポインテッドトゥのフラットシューズ

ヒールがあると足元がすっきり見えて、スタイルアップ効果も期待できますよ♪

ルール3. 小物で「カジュアル過ぎ」を防ぐ

仕上げに小物を加えることで、コーディネートの完成度がぐっと高まります。

☑ シンプルなネックレスやピアスで顔周りを華やかに
☑ ハンドバッグやショルダーバッグで上品さをプラス
☑ 革製ベルトや時計で質感をアップ

小さな面積でも、質感の良いアイテムを使うだけで全体が格上げされます!


デニムの色で印象が変わる!使い分けのコツ

デニムの色によって、コーディネートの雰囲気は大きく変わります。

自分に合った色を選ぶことで、きれいめスタイルがもっと作りやすくなりますよ♪

濃い色デニム【初心者さんに一番おすすめ】

インディゴブルーなどの濃い色デニムは、きれいめコーデに最適です!

色が濃いほど引き締まって見えるため、カジュアル感が自然と抑えられます。
初めてデニムできれいめを目指すなら、まず濃い色から始めてみてください。

合わせるトップスの色も選ばないので、白やベージュなど明るい色と組み合わせると、メリハリのある着こなしになります。

薄い色デニム【春夏に軽やかだけど難易度高め】

ライトブルーなどの薄い色デニムは、春夏の軽やかさを演出できます。

ただし、色が薄いとカジュアル感が強く出てしまうのが難点...

きれいめに仕上げるには、ジャケットを羽織るのがおすすめです。
かっちりした羽織りものがあれば、ラフな印象を和らげられますよ。

また、全体のトーンを統一すると、まとまりのある着こなしになります♪

黒デニム【実は一番使える万能選手】

黒デニムは、きれいめコーデを作る上で最も使いやすい色です!

一見するとデニムに見えないほど上品な印象があり、どんなトップスと合わせてもきちんと感が出ます。

黒という色自体が引き締め効果を持っているので、体型をすっきり見せたい方にもおすすめ。
オフィスカジュアルとしても違和感なく使えるので、1本持っておくと着回しの幅が広がります。


【シーン別】デニムのきれいめコーデ実例

ここからは、具体的なシーン別の着こなし方を見ていきましょう♪

それぞれの場面に合った組み合わせを知ることで、実際のコーディネートに活かせます。

オフィス・仕事着

オフィスカジュアルとしてデニムを取り入れるなら、ジャケットは必須アイテム!

基本の組み合わせ

  1. 濃い色デニムor黒デニム
  2. テーラードジャケット
  3. 白シャツorブラウス
  4. パンプス
  5. レザーのハンドバッグ

この組み合わせなら、きちんとした印象になります。

ただし、会社の服装規定を確認することが大切です。
デニムNGの職場もあるため、事前に確認しておきましょう。

ランチやお茶会

友人とのランチやお茶会には、女性らしい柔らかさを意識したコーディネートがぴったり。

とろみ素材のブラウスとデニムを合わせると、程よい抜け感が出ます。
フレアスリーブやフリルのついたデザインなら、より華やかになりますよ♪

足元はパンプスでもフラットシューズでもOK。
歩きやすさを優先しつつ、きちんと感のある靴を選びましょう。

アクセサリーを足すと、さらに洗練された印象になります!

デート・食事

デートでデニムを履く場合は、きちんとし過ぎず、程よくリラックスした雰囲気を目指します。

☑ トップスは柔らかい素材(ニットやブラウス)
☑ 足元はヒールのあるパンプス
☑ バッグは小ぶりなショルダーやクラッチ

タイトすぎないシルエットで、女性らしさを演出できます。
両手が空くショルダーバッグなら、食事の際も邪魔になりません。

休日のお出かけ

休日のお出かけでは、快適さときれいめのバランスを取ることが大切です。

トップスはシャツやカットソーなど、動きやすい素材を選びましょう。
その上にカーディガンやジャケットを羽織ると、きちんと感が出ます。

長時間歩く予定があるなら、ローファーやきれいめなスニーカーでもOK。
ただし、スニーカーを選ぶ場合は、白やベージュなどすっきりした色がおすすめです♪


やってしまいがち!失敗パターンと直し方

きれいめを目指しても、ちょっとした選び方の違いで失敗してしまうことがあります。

よくある失敗パターンを知っておくと、同じ間違いを避けられますよ。

失敗1. 全身カジュアルで「だらしなく」見える

デニムにTシャツ、スニーカー...と、カジュアルなアイテムを重ねると、全体が緩んだ印象になってしまいます。

解決策
どこか一箇所にきちんと感のあるアイテムを入れることです!

  • トップスをブラウスに変える
  • 靴をパンプスにする
  • ジャケットを羽織る

このうちどれか一つを実践するだけで、印象は大きく変わります。

失敗2. きれいめを意識しすぎて「堅苦しく」なる

逆に、きれいめを意識しすぎると、かしこまった印象になることも...

ジャケット、パンプス、きちんとしたバッグと、全てをフォーマルに寄せると、デニムの良さが消えてしまいます。

解決策
どこかに抜け感を作りましょう♪

例えば、ジャケットを着るならインナーはシンプルなカットソーにする。
パンプスを履くなら、トップスは少しゆったりしたシルエットを選ぶ。

適度な余白を残すことで、自然なきれいめコーデが完成します。

失敗3. 体型を隠そうとしてバランスが崩れる

体型が気になるあまり、大きめのトップスとワイドデニムを組み合わせると、逆効果になることがあります。

全体がだぶついて見えて、かえって太って見えてしまうことも...

解決策
メリハリをつけることが大切です!

  • トップスをゆったりさせるなら、ボトムスはすっきりしたシルエット
  • ワイドデニムを履くなら、トップスはコンパクトに
  • ウエスト位置を高く見せる(トップスをインorショート丈)

季節ごとのきれいめコーデのポイント

季節によって、デニムコーデの組み合わせ方は変わります♪

それぞれの季節に合った着こなしを知っておくと、年間を通じてきれいめスタイルを楽しめますよ。

春【軽やかさと上品さを両立】

春は気温の変化が大きい季節。
羽織りものを上手に使って、調整できるコーディネートを作りましょう。

春のおすすめアイテム

  • 明るい色のブラウスやシャツ(白、ベージュ、パステル)
  • 薄手のカーディガンやスプリングコート
  • ヌーディーなベージュのパンプス

春らしい軽やかな色を選ぶと、季節感が出ますよ!

夏【暑くても品よく】

夏は暑さから、どうしてもラフな格好になりがち。

でも、素材や色使いを工夫すれば、涼しげできれいめなコーデが作れます。

☑ リネンやコットンなど通気性の良い素材
☑ 白やブルーなど涼しげな色
☑ 袖のあるブラウスやシャツ
☑ きれいめなヒールサンダル

ノースリーブを着る場合は、カーディガンを肩にかけるだけでも印象が変わります。

秋【羽織りものが主役】

秋は羽織りものが活躍する季節です!

テーラードジャケットを羽織ると、一気にきちんとした印象に。
濃い色デニムや黒デニムと合わせれば、オフィスカジュアルとしても使えます。

ニットカーディガンも秋らしいアイテム。
ブラウスの上から羽織ると、レイヤードスタイルが楽しめますよ♪

足元はショートブーツやブーティもおすすめです。

冬【コートとのバランスを意識】

冬はコートを着る機会が多くなります。

ロング丈のコート
→ スキニーやストレートなど、すっきりしたラインのデニムがバランス良し

ショート丈のコートやジャケット
→ ワイドデニムとも相性◎メリハリのあるシルエットに

インナーはニットやブラウスなど、温かみのある素材がおすすめです。
首元にストールを巻くと、防寒とおしゃれを兼ねられます!


デニムのシルエット別きれいめ度

デニムのシルエットによって、きれいめに見せやすさが変わります。

自分の体型や好みに合わせて、適したシルエットを選びましょう♪

ストレート【最もきれいめに見えやすい万能型】

ストレートデニムは、きれいめコーデに最適なシルエットです!

程よくゆとりがあり、大人っぽい印象を与えられます。
どんなトップスとも相性が良く、失敗しにくいのが利点。

体型カバー効果もあるため、幅広い年代の方におすすめできます。
初めてきれいめデニムコーデに挑戦するなら、ストレートから始めてみてください。

スキニー【すっきり見えるが合わせ方に注意】

スキニーデニムは足のラインを拾うシルエット。
すっきりとした印象を与えられる一方、合わせ方を間違えるとカジュアルになりすぎます。

きれいめに着こなすコツ

  • トップスは少しゆとりのあるものを選ぶ
  • ブラウスやチュニックで腰回りをカバー
  • ヒールのあるパンプスやブーツを合わせる

足元できちんと感を出すことが大切です!

ワイド【こなれ感が出るけど難易度高め】

ワイドデニムは裾が広がったシルエット。
こなれた雰囲気を演出できますが、きれいめに見せるのは少し難しくなります。

☑ トップスはコンパクトにまとめる
☑ タイトなニットやブラウスをインして着る
☑ ヒールのある靴を選ぶ
☑ 濃い色や黒の方が引き締まって見える

メリハリのあるシルエットを意識すると、バランスが取れますよ。


手持ちの服で今日からできるきれいめコーデ

新しい服を買わなくても、手持ちのアイテムの組み合わせ方を変えるだけで、きれいめコーデは作れます♪

すぐに実践できる方法を見ていきましょう。

白シャツ×デニム【定番を子どもっぽくしない方法】

白シャツとデニムは定番の組み合わせですが、そのまま着ると学生のように見えることも...

大人っぽく仕上げるコツ

  1. シャツの前をきっちり閉めてウエストイン
  2. シンプルなネックレスやピアスをプラス
  3. 足元はパンプスやローファー(スニーカーは避ける)

アクセサリーを足すだけで、洗練された雰囲気に変わります!

ニット×デニム【秋冬の定番を大人っぽく】

ニットとデニムの組み合わせは、秋冬の定番スタイル。

大人っぽく着こなすには、ニットの選び方がポイントになります。

選び方のコツ

  • タイトすぎず、ゆるすぎない程よいサイズ感
  • グレー、ベージュ、ネイビーなど落ち着いた色
  • アウターを羽織ってきちんと感UP

体のラインを拾いすぎるとカジュアルに、大きすぎるとだらしなく見えてしまうので注意してくださいね。

パーカー×デニム【カジュアルアイテムをきれいめに】

パーカーはカジュアルアイテムの代表格ですが、工夫次第できれいめに着こなせます♪

☑ パーカーの色を落ち着いたものに(グレー、ベージュ、黒)
☑ ジャケットやコートを羽織ってレイヤード
☑ 足元は必ずパンプスやきれいめな靴

パーカーでカジュアルに寄っている分、靴で引き締めることが重要です!


年代別に押さえたいポイント

年代によって、似合うスタイルや気をつけたいポイントは変わります。

自分の年代に合った着こなしを知ることで、より素敵なコーディネートが作れますよ♪

30代【若見えと大人っぽさのバランス】

30代は若さと大人っぽさの両方を兼ね備えた年代。
デニムコーデでも、このバランスを意識しましょう。

ポイント

  • カジュアルになりすぎないよう、きちんと感のあるアイテムを取り入れる
  • 堅苦しくならないよう、適度な抜け感も必要
  • ベーシックカラーを基調に、差し色で個性を出す

ブラウスやジャケットなど、フォーマル寄りのアイテムを組み合わせつつ、アクセサリーや小物で遊び心を加えると、洗練された印象になります。

40代【体型の変化をカバーしながら上品に】

40代になると、体型の変化が気になる方も多いですよね。

デニム選びでは、ストレートシルエットがおすすめです!タイトすぎず、ゆるすぎない程よいフィット感で、体型をカバーできます。

選び方のコツ

  • 濃い色デニムや黒デニムで引き締め効果
  • とろみブラウスやニット、ジャケットなど品の良いトップス
  • 全体のトーンを落ち着いた色でまとめる

派手すぎず、地味すぎない、ちょうど良いバランスを目指しましょう。

50代【無理なく品よく見せる】

50代では、無理に若作りせず、自然な大人の魅力を活かすことが大切です。

デニムもシンプルに、品良く着こなしましょう♪

おすすめの選び方

  1. ストレートシルエットや少しゆとりのあるデザイン
  2. 黒デニムやダークインディゴなど濃い目の色
  3. カシミヤのニットやシルクのブラウスなど上質なトップス
  4. 質の良いアクセサリーや小物を厳選

数は少なくても、一つ一つが上質なものを身につけることが、50代のきれいめコーデのポイントです!